トマト「みそら64」本格化 独自選果基準を設定

pho1_1393202777

今年の栽培に向けてポイントを確認する生産者

JA江刺野菜部会トマト専門部は平成26年度、トマトの長期収穫と安定出荷のため、導入3年目の品種「みそら64」の栽培を本格化させます。JAで同品種の独自選果基準を新たに設定し、管内トマトの総出荷量の約2割にまでする方針です。
「みそら64」は収量性が高く、耐暑性もあり高温期でも品質低下が少なく、安定した果形で、玉質が固く棚持ちが良いトマト。甘味と酸味のバランスがとれた、こくのある味わいが特徴です。
JA園芸課は「高温期の生育に優れる品種で、市場やスーパーからも高く評価されている」と期待を寄せています。
同専門部では栽培面積の約8割以上を占める主力品種の「桃太郎」に加え、平成24年度から「みそら64」を導入。26年度は、生産者13人が栽培します。
JAでは5月の出荷時期に合わせ、「みそら64」の独自の選果基準を新たに設定し、品質と生産者の所得向上を図っていく考え。
26年度の生産に向けた栽培講習会を、1月下旬にJA園芸センターで開き、新規生産者も含め、9人が参加しました。種苗会社・みかど協和の簡野光記氏を講師に、栽培管理の注意点などを学びました。
簡野社員は「みそら64」は草勢がやや強い品種なので、元肥を従来の品種より10~15%ほど減肥する。草勢に応じて、こまめな追肥とかん水が必要」とポイントを話しました。
2月下旬から農家へ仮植苗の配布がスタート。出荷は5月下旬から始まる見込みです。