販路拡大へ商談会 来年2月、飲食員調理担当招く 農畜産物の魅力売り込む 江刺産直組合

江刺産直組合で初めて商談会の企画を報告した野菜及び苗生産者会議

江刺産直組合で初めて商談会の企画を報告した野菜及び苗生産者会議

JA江刺の産直施設「江刺ふるさと市場」へ出荷している江刺産直組合は、地元農産物の販路拡大に向け、県内のレストランなど飲食店や介護施設、学校給食センターなどの調理に携わる担当者を対象に、初めて商談会を企画しています。対象者を同市場に招き来年2月18日に行う予定。組合員である生産者が直接、 対象者に農畜産物の魅力を伝え、産地を売り込んでいきます。
商談会は産直の売上向上の他、県内外の調理に携わる消費者に江刺の農畜産物をPRし、販路の開拓、新規顧客の獲得につなげる考え。企画は若手組合員の発案で、役員会で決定しました。
12月9日の野菜及び野菜苗生産者会議で、高橋忠夫組合長が企画の内容を報告。高橋組合長は「産直は来てくれる客だけを対象にするのではなく、自ら販路 を拡大し、新規の顧客を獲得しなければならいないと感じている。県内を中心に仙台市の企業にも案内を出し、当市場の農畜産物をアピールしたい」と話してい ます。
今後、役員と商談会に興味のある生産者が協議を重ね、内容を詰めていく予定。
同産直施設は2001年にオープンし、年々売り上げを伸ばし、11年度は5億7000万円を達成。しかし、12年度は放射能被害によるきのこ、山菜類の出荷停止、夏場の猛暑などの影響で売り上げが減少。今年度は昨年以上の売上高を目標にしています。
管内では地元スーパーなどの産直併設や大型産直施設の出店などの影響を受け、産直は特長ある経営が一層求められています。高橋組合長は「初めてのことなので手探りだが、県や市にも協力をもらいながら、なるべく多くの組合員に参加してもらい実施したい」と話しました。