メン羊の毛で地域の輪 小物特産化に夢

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羊毛を活用した小物作りで魅力ある地域づくりに力を入れていくお母さんたち

江刺区梁川の梁川ひつじ飼育者の会のお母さんたちは、飼育しているメン羊の羊の毛を活用した小物作りに取り組んでいます。将来的には地域の特産品としての商品化も考えており、女性ならではのアイデアで魅力ある地域づくりに力を入れていきます。
同会で休耕田の草刈り作業の軽減にとメン羊を導入して4年目。地域の高齢化が進む中で、比較的飼育しやすいメン羊に着目。草刈りの軽減だけでなく、ラム肉の販売、肉を使用したカレーなどを開発し、地域の特産品としての定着化を目指しています。10戸で48頭を飼育しており、今年60頭が新たに誕生。このうち20頭を既に食肉用と出荷しました。
羊毛を使った小物作りは昨年からスタート。講師を招いて羊毛の洗浄方法を学び、自分たちで毛刈りから洗浄、作成までを手掛けています。
羊毛の洗浄方法は毛糸を洗う要領と同じで、2回ほど洗剤で洗い、すすぎ、脱水して乾燥。乾いたらごみやほこりを落とします。乾燥した羊毛を「カーダー」という機械にかけてふんわりと仕上げて使用。
動物をモチーフにしたキーホルダーやマスコットなど、デザインは全て自分たちで考えて作成しており、デザインは孫の読む絵本や日常生活からアイデアをもらっているそう。
作るだけでなく、地域の小学生へのプレゼントや地元の交通安全母の会の会員たちに教えるなど、メン羊を通じた交流の輪を広げています。
代表の平野礼子さんは「せっかく地域で飼育しているのだから、毛刈りで不要になる羊毛も活用したいと思った。羊毛を使用した小物作りは針一本で作れる気軽さがあって取り組みやすく、みんなで会話をしながら作れることが魅力。ゆくゆくは販売できるような製品を作れるように目指したい」と話しています。
今後は羊毛の染色方法を学び、自分たちで色付けまでを行う考えです。