牧草地除染 来年度終了 今後も代替粗飼料供給

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25年度の代替粗飼料と除染事業の説明を聞く畜産農家

当JAは2月25日、2012年産代替牧草と13年度の除染事業等説明会をJA本所で開きました。JAでは、除染による12年産牧草の収量減少を見込 み、代替粗飼料を13年も引き続き畜産農家に供給する予定。管内の除染作業は、13年度で全て終了させる予定で、2回目の除染作業費用は全て県が負担しま す。 管内の畜産農家250人が出席し、岩手県、岩手県農業公社、JA職員が説明しました。 12年2月から、牛の飼料の暫定許容値が1キロ当たり100ベクレルに引き下げられ、管内でも暫定許容値を超過している牧草地が大幅に増加。12年春から草地の除染作業を行ってきました。 管内の除染対象牧草地の面積は約1410ヘクタール。そのうち約640ヘクタールが除染されていません。除染資材の肥料などの製造が需要に追い付かず、種をまく時期に資材の供給が間に合わなかったことが、作業の遅れを招いたことが原因です。 県は、県内で除染作業後に暫定基準値を超えた牧草地が出たことも踏まえ、「牧草地除染マニュアル」を作成。①除染する前に牧草地に生えている牧草の処理 ②念入りに複数回の撹拌(かくはん)作業をする③表層下に前植生の土塊を耕起および砕土整地する④土壌中のカリウムの成分を増やす、の四つのポイントを重 点に今後の除染方法を呼び掛けました。 県は、マニュアルに基づいて生産者や農業公社の作業員に説明し、的確に除染作業を進めていくと話しました。 農家は、県が委託している農業公社の除染作業について、「農家は無理をして除染作業の自力施工に努力している。公社の抱える除染面積は大きいと思うが、おおまかでもいいので地区ごとの作業工程を示してほしい」などと要望が上がりました。 公社では「自力施工ができる方に協力をお願いし、作業員の増員などで13年度の終了を目指したい」と応えました。